子宮頸がん検診を経験して思ったこと

“私は今年で32歳になる女性です。今回、3年前に地方自治体の子宮頸がん検診で前ガンが発見されました。結果から言うと軽度異形成というガンになる前、細胞が一部異常になっているということが検査で分かりました。現在は総合病院の婦人科で半年に1回の経過観察中です。今まで子宮頸がん検診を受けていない方に向けてメッセージを書きたいと思います。
まず子宮頸がんを初めて受けたのは23歳の時に1人目を妊娠をしました。その時に初めて産婦人科を受信しました。妊娠検査の際に医師から『いい機会だから子宮頸がん検診受けましょう』と言われて初めて検診しました。検査時間はわずか5分でした。(あくまでも私の感覚です)綿棒のようなもので子宮の入口をグリグリっとされただけでした。私の場合は先生が上手だったのか特に痛みは感じませんでした。その日は検査だけ終わり、後日に検査結果を聞きました。その時は【問題なし】ということで終わりました。出産を経験してからは婦人科に行くことは恥ずかしがらず、地方自治体の子宮頸がん検診を毎年受診していました。検査結果は自宅に郵送されていました。
2人目を27歳で出産し、29歳の時に地方自治体の子宮頸がん検診をしたところ、検査結果は郵送できていたのに初めて婦人科から電話がかかってきました。『子宮頸がん検診の結果が出ました。来院してお伝えしたいので予約をお願いします。』と言われました。その時は頭の中が真っ白になりました。今まで【問題なし】だったのに初めて医師から何か言われる…正直、自覚症状は全くありません。生理不順が気になるぐらい。
予約を取り検査結果を聞きに行きました。その時の検査結果は【軽度異形成の可能性あり】と書かれた紙を渡させれました。医師から『細胞の一部が異常になっているという結果がでました。一度大きい病院で詳しい検査を行って下さい。』と言われました。検査結果を聞いたときは頭の中が真っ白。主人や親にどう説明しようか迷っていました。
総合病院の婦人科を予約して紹介状を持って検査を受けました。その時の検査内容は地方自治体の子宮頸がん検診と一緒で綿棒のようなものと子宮の入口の細胞を切りとる検査でした。綿棒の方は痛くなかったですが、さすがに細胞を取る検査はちょっと痛かったです。痛みとしては紙で指を切ったぐらい。(あくまでも私の個人的な感想です)ただバチンバチンとハサミで切る音がしていたのは少し怖かったです。今では慣れましたが。検査時間としては10分ぐらいに感じました。その日は出血があったのでタンポンを入れて帰宅しました。その際に医師から言われたのは『1週間の入浴はシャワーのみ、性行為もしないで下さい。』と言われました。
検査結果は2週間後に聞きに行きました。その時の検査結果は【中度異形成】と診断されました。当時の私は頭の中が真っ白になりました。現在の状況を医師から説明してもらい、『現在、お子さんが2人いらっしゃいますが今後、妊娠は考えていますか?』と言われました。私は今度、妊娠するつもりがなかったので『ないです。』と答えました。すると医師が『子宮頸がんが発見された方でもし妊娠が発覚した場合は切迫早産になるリスクが高くなります。今後妊娠を考えていないということならば、様子を見てみましょう。』と言われました。私が何故かと質問すると『高度異形成の場合は手術を勧めますが、まだ軽度や中度の場合は細胞が自然消滅し通常に戻る可能性があるので半年に1回のペースで検査を行いましょう。』と言われました。私は医師の言葉を信じて半年に1回の検診を選択しました。私はそのまま家族に検査結果を伝えました。家族はとても驚いていましたが医師の言葉を信じるしかないという結果に至りました。
そして冒頭に戻ることになります。現在も検診は怠らずに受診しています。きちんと検査しているおかげなのか【中度異形成】から【軽度異形成】にランクが下がりました。少し安心しています。もちろんまだ油断はできません。
私が検診を通して感じたことは、検査で早急に見つかったおかげでガン進行せずに済んでいること、私の場合は2人子供がいますが今後、子供を授かりたいと思った場合に切迫早産になるリスク上がることを知ったことが一番大きかったです。このガンは30代~40代が発見されることが多いと言われていますが、若年化してきているそうです。もし私が妊娠も出産もしていない状況であればとても不安な気持ちになっただろうし、今後の事を考えていたと思います。若い方は婦人科に受診することが恥ずかしいと思う方も多いと思いますが、自分の体は自分でしか分からないです。下手したら自分でさえも分からないです。恥ずかしい、痛い思いはしたくないとは十分に理解できますが、勇気を持って2年に1回は検診を受診したほうがいいと思います。今の自分の体を知ることが出来ますし、もしかしたら自分の知らない間で病気になっているかもしれません。何が起こるか分からないので受診するにこしたことはないと私は思っています。”
人間にしかできないこと